【元バンドマンのCDレビュー】吉澤嘉代子『ミューズ』感想

2 min
吉澤嘉代子『ミューズ』レビュー
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2ndシングル『残ってる』のロングヒットで知名度を上げた吉澤嘉代子。

ヒットの勢いをそのままに、妄想の世界から《現実》の世界にやってきた吉澤嘉代子がリリースしたのが『ミューズ』だ。

表題曲の「ミューズ」は吉澤嘉代子の力強さとやさしさが感じられ、聞く人の傷を癒やしてくれる。

この記事では、吉澤嘉代子の3rdシングル『ミューズ』をレビューする。

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01.ミューズ

MVに安達祐実を起用したことでも話題になった「ミューズ」

吉澤嘉代子が語りかけるようにはじまった曲は、明るいイントロが聞く者を迎えてくれる。

Aメロのギターが吉澤嘉代子の歌に力強さを与え、Bメロでの包み込むような歌から、勇気を与えるサビが展開されると何かに守られているような気分。

かがやきは傷の数だけ
いびつな傷跡が乱反射した
戦っている貴方はうつくしい

吉澤嘉代子『ミューズ』より引用

歌詞からは吉澤嘉代子からのハッキリとしたエールが受け取れる。

どんなに傷ついても、その傷の分だけかがやく。
かがやきをまとって人生と戦っている貴方は美しい。

この世の中を生きている人の多くは傷ついても、力強く生きていて、それを称賛されることもなく、黙々と生きている。
それはとてもカッコイイことなのに、誰にも認められない。

でも傷つきながら生きていることは尊いことなんだと思い出させてくれる歌詞だ。

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02.おとぎ話のように

「おとぎ話のように」は、ゆっくりとした時間が流れると思っているとハッとさせられる。
ハッとするのはアレンジの影響でもあるが、そのほとんどが吉澤嘉代子の歌声によるものだ。

やさしい歌声で少女のようだと思っていたら、ハッキリと大人になっていたりする。

歌手としての表現力が存分に発揮された曲だ。

おとぎ話のように お終いはないのよ
きらめく世界で 品運命のショウタイム

吉澤嘉代子『おとぎ話のように』より引用

冒頭から何度も繰り返して歌われる詞のなかには「品運命」が使われている。
「しなさだめ」といえば「品定め」と書くのが一般的だが、吉澤嘉代子は「品運命」と書く。

それはきらめく世界が批評の場ではなく、運命を披露する場としているからだ。

吉澤嘉代子の終わらない運命をこの世界でずっと見ていたい。

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DVD「お茶会ツアー2017」ドキュメント映像

初回限定盤に収録されているDVDには2017年に行われてた「お茶会ツアー」ドキュメント映像が収録されている。

むかし見たショート・フィルムのような映像で、自然体でおちゃめな少女・吉澤嘉代子とアーティストで大人の吉澤嘉代子が2倍楽しめる。

ときおり差し込まれる写真がノスタルジックで、癒やされた。

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おわりに

この記事では、吉澤嘉代子の3rdシングル『ミューズ』を紹介した。

頑張り疲れた人をそっと支えるような「ミューズ」は、今を精一杯生きている人達に聞いてほしい曲だ。

もっと頑張れ!でもなく、もう頑張らなくていいよでもない。
今の精一杯を認めてもらえる。世の中にはそんな曲がもっと必要だと思う。

そう「ミューズ」のような。

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えむ

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えむ

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ドラマーとして複数のV系バンドに参加。ワンマン、ツアー、レコーディング、握手会などを経験する。
バンド解散後、サポートドラマーに転身。数多くのバンドで仕事をしたのち、約10年の活動に区切りをつけて引退。
えむグルーヴでは過去の経験を活かし、バンドマンへのアドバイス記事を書いている。

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