ファンク・ソウル・ロック・シティーポップを見事に融合し、最高のJ-POPを作り出すバンド BRADIO。
2017年のメジャーデビュー後、ドラマーの脱退などがありながら、2018年に2ndシングル『きらめきDancin’』をリリースした。
BRADIOらしい極上のダンスチューン「きらめきDancin’」、シティーポップ感溢れる「Once Again」を収録した『きらめきDancin’』は今のBRADIOを知るにはおすすめの1枚だ。
この記事では、BRADIOのメジャー2ndシングル『きらめきDancin’』をレビューする。
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「きらめきDancin’」思わず踊りだすダンスチューン
相変わらずのシャレたギターとヌルヌルベース
もはやこのギターとベースを聞くためにBRADIOを聞いていると言っても過言ではないぐらいだが、「きらめきDancin’」でのギター・大山聡一とベース・酒井亮輔のフレージングはかっこいい。
酔わせるようなギターソロから、ラストのサビでベースが唸る流れは、思わず待ってました!と言ってしまう。
ベースの「ウーンウッウッウッ」が最高
ボーカル・真行寺貴秋のソウルフルな歌声と彩りのある大山聡一のギター、酒井亮輔のヌルヌルしたベースから生み出される「きらめきDancin’」は思わず踊りしてしまう極上のダンスチューンだ。
ドラム脱退でドラミングはどうなった?
ドラムの田邊有希が脱退後、初めてのリリースとなったが、元々田邊有希はシンプルなドラミングだっただけに、今までと劇的な変化はなかった。
しいて言うなら、最初のサビ前に入るハイハットワークが今までにはなかったドラミングかなーという程度。
ギター・大山聡一とベース・酒井亮輔が自由にプレーする分、ドラムにはシンプルなプレーが求められる。しばらくはサポートを迎える体制が続くかもしれない。
「Once Again」待っていました!BRADIO流シティーポップ
最高のシティーポップ
BRADIOはファンク、ソウルのイメージが強いバンドだが、私が気に入っているのは「真っ赤なカーチェイス」「Overnight Superstar」などのシティーポップな曲。
そのシティーポップラインに新しく加わったのが「Once Again」
Bメロからサビにかけてしっかりと歌を聞かせる展開になっていて、ボーカル・真行寺貴秋の幅の広さを感じる。
BRADIO初心者は初回限定盤を買うべし!
『きらめきDancin’ 初回限定盤』には2枚目のCDとして「BRADIO Groovin’ Mix」が収録されている。
DJ松永がミックスしたもので、実質BRADIOメドレーとなっている上に、20分もある。
「BRADIO Groovin’ Mix」を聞くだけで、BRADIOの歴史が大体分かる構成だ。
すでにBRADIOのCDを持っている方にはあまりうまみがないかもしれないが、最近BRADIOに興味を持った方は「BRADIO Groovin’ Mix」から自分が好きな曲を探してみるのもいいかもしれない。
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