脱初心者ドラマー!ドラマーの心得を学べる教則本『ドラム上達100の裏技』

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脱初心者ドラマー!ドラマーの心得を学べる教則本『ドラム上達100の裏技』

ドラムの教則本は数多くあるが、ほとんどは練習用の譜面が載っていて、それを練習していく内容が多い。

もちろん練習をすれば技術は向上するが、技術以外のメンタル面だったり、バンドでの振る舞いなどは譜面からは学べない。

初心者ドラマーから中級者ドラマーになるには、技術以外にも気づきが重要だ。

ドラミングは上手くなっているのに、漠然とした不安があるドラマーは『ドラム上達100の裏ワザ』を読めば、自分が抱えてる問題と解決方法が分かり、ワンランク上のドラマーになること間違いなしだ。

この記事では、ドラマーとしての気づきが得られる教則本『ドラム上達100の裏ワザ』を紹介する。

『ドラム上達100の裏ワザ』を買うべき人

『ドラム上達100の裏ワザ』は初心者向けの教則本ではない。

ドラムをはじめてからしばらく経ち、ライブもこなしているけれど、なんかモヤモヤするなーと思っているドラマー。

レベルで言うならば、初心者から中級者になりつつあるドラマーにこそ読んで欲しい教則本だ。

『ドラム上達100の裏ワザ』はドラマーとしての心構えをメインとした内容で、技術についてだけではなくメンタル面や、ドラマーとしても振る舞いについてもページが割かれている。

自分はこれからドラマーとしてどう生きていくべきなのかを考えるターニングポイントを作れる1冊だ。

私が選ぶ『ドラム上達100の裏ワザ』の裏ワザベスト3

自分のドラミングとは?

自分のドラミングの方向を決めるなら → フェイバリット・ドラマーを持とう

『ドラム上達100の裏ワザ』菅沼孝三・著(リットーミュージック)P.25

ドラムをはじめるときは、誰々に憧れてはじめる人が多い。
私もshujiさん(Janne Da Arc)、淳士さん(SIAM SHADE)に憧れてドラムをはじめた。

最初の頃は何も思わなかったが、ドラマーとして生きていると、このまま憧れの人のコピーでいいのか。
自分の個性を出すべきではないかと不安になった。

不安を感じた私は、憧れのドラマーを口外するのも恥ずかしくなり、好きなドラマーは特にいませんと言い続けた。

その時に「自分のドラミングの方向を決めるなら → フェイバリット・ドラマーを持とう」の項目を読んでハッとした。

プロドラマーたちは誰しも憧れのドラマーを追いかけていて、その過程で個性が出る。

つのだ☆ひろ氏は「マネさえできないうちは、オリジナルと騒ぐ必要はありません」という名言を残している。

『ドラム上達100の裏ワザ』菅沼孝三・著(リットーミュージック)P.25

つのだ☆ひろさんのこの名言も私に勇気を与えてくれた。

まだまだ中級者になりかけたぐらいのドラマーがコピーだなんだと気にしている必要はない。
まずは憧れのドラマーを目指して突っ走ればいい。そう思えた。

どんなフィルインを入れればいいか分からない

フィルインに悩んだら → 何もしないのもフィルインだということを知ろう

『ドラム上達100の裏ワザ』菅沼孝三・著(リットーミュージック)P.33

ドラミングで出来ることが増えるとついつい技術を披露したくなってしまうのがドラマーの性。

私もツーバスが踏めるようになるとすぐツーバスを入れてみたり、手癖のフレーズを連発していたりしていた。

初心者のうちはそれでも気にならなかったが、曲のことも考えるようになるとどんなフィルインを入れるべきなのか迷うようになる。

サビに入るところでは派手なフィルインを入れないと曲が盛り上がらないと感じ、毎回手癖で同じようなフィルを入れてしまったり、曲を考えるより派手なドラミングばかりを考えてしまいがちだ。

その時に読んだのが「フィルインに悩んだら → 何もしないのもフィルインだということを知ろう」のページ。

無駄に意気込んで派手なフィルインを入れる必要はない。
あくまで曲に合うフィルインであるかが重要で、何もしないのが曲に合うなら何もしないのがフィルインなのだ。

この考え方は常にフィルインを入れなければいけないと思っていた私には衝撃的だった。

何もしないことを受け入れられるようになると、シンプルなフィルインも入れることに抵抗がなくなり、自然にフィルインの幅も広がった。

ボーカルが歌いやすいドラミングとは?

ボーカリストをうまくサポートしたいのなら → 歌い出しの前は必ず同じフィルインを入れよう

『ドラム上達100の裏ワザ』菅沼孝三・著(リットーミュージック)P.99

私は歌ものをメインに演奏していたので、ボーカリストが歌いやすいドラミングかどうかは重要なポイントだ。

せっかくのライブなんだから、その日だけの特別感が欲しいと思ってアドリブがあったほうが面白いと思っていろいろフレーズを変えたりしていた。

「ボーカリストをうまくサポートしたいのなら → 歌い出しの前は必ず同じフィルインを入れよう」を読んだ後、ボーカリストにとっていかに迷惑だったのかを知った。

ボーカリストだけにとどまらず、他のメンバー全てに関わることだが、このフィルインがきたらサビと思って演奏しているミュージシャンは多い。

実際に私がフィルインを変えた時に曲の展開を間違えたミュージシャンもいたし、そうでなくても違和感はあったはず。

ドラムは屋台骨。他のメンバーが安心して演奏できる状態にするのもドラマーとして技量だ。

歌ものであれば、自分のアピールよりもボーカリストの歌いやすさを重視して、合図になるフィルインはイジらない。

それを意識するようになってから、変に気取ったドラミングをすることがなくなり、他のメンバーも気持ちよさそうに演奏していた。

『ドラム上達100の裏ワザ』の著者は手数王

『ドラム上達100の裏ワザ』の著者はドラマーでは知らない人がいない手数王・菅沼孝三さん。

知らない方向けに説明しておくと、CHAGE and ASKAから、Acid Black Cherryまで幅広い仕事をされているドラマーで茶目っ気のあるドラマーだ。

手数王のドラミングを見たことがない方は一度YouTubeを見てほしい。

おわりに

中級者になるかならないかというレベルになると、自分勝手なドラミングをしてしまったり、方向性を見失ってしまったりする。

多くのドラマーが道に迷う中、その答えをつかむためには自分でもがくしかない。
しかし、悩みを解消する手伝いをしてくれる教則本があれば、解決のヒントが得られます。

そのヒントになる教則本が『ドラム上達100の裏ワザ』です。
ここから問題解決のヒントを得て、ドラマーとしてレベルアップしよう!

えむ

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えむ

えむ

ドラマーとして複数のV系バンドに参加。ワンマン、ツアー、レコーディング、握手会などを経験する。
バンド解散後、サポートドラマーに転身。数多くのバンドで仕事をしたのち、約10年の活動に区切りをつけて引退。
えむグルーヴでは過去の経験を活かし、バンドマンへのアドバイス記事を書いている。

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